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Author:しゃーきち
Kalafina大好き。ライブ会場にしばしば出没します
美術鑑賞、映画鑑賞、写真なども少々

※基本、ネタバレ等アリアリの内容でいきたいと思います

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繰り返す日々の中
インフェルノ
『インフェルノ』公式サイト

IMAX版が上映されるとの事で、ホイホイされて観に行ってきました ← エキスポIMAX贔屓マン
ダン・ブラウン作品は原作・映画ともに未見だったので、いい機会だと思って映画を観る前にまずは
原作の出だしだけでも読んでおこう、と思ったのですが… 面白過ぎて、一気に全部読んじゃいましたね。

原作が結構な長編だったので、映画の方は色々と端折られてるんだろうな、と思ってある程度覚悟を決めて
観に行ったのですが… 想像以上のコレジャナイっぷりでした( ;´Д`)
原作では丁寧に描かれていた謎解きの部分が、尺の関係ですっ飛ばされてたりとか、ウイルス騒動の顛末が
大作映画的には結構地味だったりするせいか、大幅に変更が加えられてりしているのは、まぁ仕方ないと
思うんですけど… その他の改変が、非常に残念でしたね。

原作だと、各勢力・各人の思想や思惑が至る所に散りばめられて、「何それいきなり過ぎ」となるような
唐突過ぎる展開は無く、上手く構成されてるなという印象だったんですけど、映画ではいきなりな展開が
幾つか。

まずはブシャールさん。途中で通信機を放り捨てて何事かと思ったら、実は彼の正体は、WHO職員の立場を
利用して、汚職に手を染めた悪徳職員。なんとかウイルスを手に入れて、どこかに高値で売りつけようと
するのですが…
原作では基本的に、ゾブリストと関わった人間や組織だけで話が展開していたので、突然彼のような
完全なる第三者の登場には違和感がありました。そもそもあの時点ではまだ、ラングドンの記憶が操作
されてるのは、WHO側では把握してなかったのでは…?

次は、ラングドンとシンスキーのロマンス要素。原作では仕事の依頼時に初顔合わせだった二人ですが
映画では数年来の旧知の仲。しかも恋仲という事に変更されてましたけど…
この改変要素、全然ストーリーには寄与していなかった気が。
最後のシーンでラングトンが、二人の事をダンテとベアトリーチェに例えるセリフがありますけど
二人の関係を考えると、全く的外れな引用では。
この無理やりダンテに取ってつけた感が、この要素を全てを物語っている気が。

最後に、シエナ。完全にキャラが変わってましたね。
原作であったゾブリストに共感を見せるシーンなどはバッサリカットで、ヴェネツィアでいきなり
ラングドンを裏切り、その後はウイルスを拡散させる為に、ゾブリストの崇拝者たちと行動します。
計画の段階から主犯格として関わっており、完全な悪役になっていました。
(原作でも彼女はゾブリストと深い仲だったのですが、映画とは違ってウイルス拡散を止めようとします)
まぁ映画冒頭のゾブリストのメッセージで、そういう予感はあったのですが…
そもそも、ウイルスの入った袋をわざわざあんなところに隠しにきて、袋を破いてウイルスを拡散させるのに
後日再び訪れるつもりだったんでしょうか?時限装置を仕掛けて置いた方がよっぽどてっとり早かったと
思うんですけど… どうにもスッキリしない展開でした。
(原作では袋が徐々に溶けるようになっていた)

五百人広間でシエナがヴァエンサを死なせてしまい動揺するシーンも、原作ではシエナの人となりを表す
大事なシーンだったと思うんですけど、ウイルス拡散の為には実力行使も厭わない映画版では、全く意味の
ないシーンになっていたり。原作でも見せ場のなかったヴァエンサさん、映画では完全に要らない子に
なっていた感があって可哀想でしたね…


ちょっと個人的には腑に落ちない点が多い作品でした。
原作よりも先に映画を観れば、また印象は違ってたかもしれませんけど…
とりあえず原作の方は、暇を見つけて過去作品もチェックしていきたいと思います。

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